「0570」で始まる電話番号は、ナビダイヤルと言われ、お問い合わせなどの受付窓口を一本化するための番号としてよく使われています。
本格始動しているワクチン接種でも、自治体によっては予約電話番号としてこのナビダイヤルを使っているところも少なくありません。
このナビダイヤルですが、スマホの「かけ放題プラン」に入っている人は、使い方を間違うと不測の高額電話料金を請求されてしまう恐れがあります。
さっそく気をつける点を見ていきましょう。
「0570」で始まる電話番号は「かけ放題」プラン内でも有料
お問い合わせなどの受付窓口は、たいてい混んでいます。
「……このままお待ちいただくか、時間が経ってからおかけ直しください。」という録音メッセージを繰り返し聞くことになります。
通常ならば、通話料金を気にしながら待つことになりますが、
スマホの「かけ放題プラン」に入っている人は、
「かけ放題プランで無料だから、このまま待っていよう」
と思って、通話料金など気せず、電話がつながるまで待ってしまうかもしれません。その場合、後から恐ろしいことになるかも。
なぜならば、
「0570」で始まる電話番号は、「かけ放題」プラン内でも、通話料金が発生
するからです。
通話料無料だと思って長い時間待ったら、その分しっかり通話料金が請求されます。
各携帯電話会社でも注意喚起中
例をあげると、
楽天モバイルでは、Rakuten Linkアプリからかける電話は無料で通話できますが、「0570」で始まる電話番号にかける場合は、通話料金が発生します。
また、ドコモでも、「かけ放題オプション」「5分通話無料オプション」 「カケホーダイプラン」などのプランに入っていても、「0570」で始まる電話番号にかける場合は、通話料金が発生します。
ソフトバンクはこちら
au(KDDI)はこちら
このように、各社で注意喚起をしています。
ナビダイヤルの通話料金は、平日昼間に携帯電話からかけた場合、1分33円かかります。
「0570」で始まる電話番号にかけるときは、ぜひお気をつけください!